仕事ネタ003 (先進医療特約)

2014/06/11(水)

『先進医療』への私の理解は?

①保険適用の認可がまだ下ろせない、新しい最先端の技術。 
②3割負担の健康保険が利かず、100%自己負担となる治療。
③厚生労働省は、保険適用は認可していないが、『先進医療』との認可はしている。
④先端技術なので、高額(100万円超)になるものもある。
⑤先端技術なので、受けられる(設備が有る)医療機関も決まっている(決められている)。
⑥H25/8月現在で110種類ある。
⑦厚労省は順次入替えをしている。(保険適用となって抜けたり、すごい技術が新たに加わったりする)

こんな感じです。

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③が分かるには、「混合診療」を理解する必要があるのですが、ややこしいので次回に。

どうでしょう?  全額自己負担となるのに、100万円越えるものもあり、命には代えられず治療して大変なので、保険(生命保険)でカバー。 しかも保険料は月100円程度。  合理的に出来ています。

また、①のまだ下ろせない はクセモノで、安い技術は保険適用の可能性あるも、高いものほど保険適用にならない傾向があるようです。 健康保険は大赤字。国はこれ以上健康保険で出す費用を増やしたくないですからね。

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110種の技術には、安価なものも多いです。 今一番使われている先進医療は以前書いた、白内障のもの“多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術”です。50万円くらいの費用で 保険診療化は微妙ですかね?。

数年前まで、一番利用されていたのが “センチネルリンパ節生検” で、 乳がん が、どこのリンパ節まで来ているかを検査して、最小限の手術で済ませられるようにする技術でした。 これは5~8万円の費用だったからか?健康保険適用になり、先進医療から外れました。

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私たち保険屋がよく言う、“重粒子線治療”や“陽子線治療”は、300万円程度かかり、治療場所も全国に数箇所と交通費も ↑ る可能性大で、正に保険でカバーすべき治療と感じます。が、逆に数箇所でしか受けられないので、受けたくても数年待ち?というなんだか・・・・な状況のようです。

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⑦入替え があるので、使うその時点で認可されている先進医療をカバーする特約となっています。今後すっごく高額な技術が出てくるかもしれず、保険会社としては リスクの把握が難しいので、様子を見れるように保障期間を10年で切っていました。 それが最近は、一生涯100円くらいの保険料でいいよ!という保険会社も出てきましたね。 企業リスクさえ理解できればお得ですね。

ま~先進医療、健康保険の負担を少しでも減らしたい国の苦肉の策って感じの制度ですが、医療技術が進歩することは大変良いことですね。 
世界的にもすばらしい国民皆保険の制度が、自己責任の方向へ悪化していく方向性は変えられないかなぁ?

写真は6/2撮影分。67FL+K-5Ⅱs
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by squidyn | 2014-06-11 11:05 | 仕事
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