仕事ネタ004(混合診療)

2014/06/18(水)

6/15(日)のノビタキ、ホオアカ等をUP。(画像をクリックすると、拡大。もう1クリックで戻る)
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さて、ややこしい「混合診療」 。
前回の 『先進医療』 は、 健康保険(証)がきかない治療 でしたよね。

(クリック等倍)
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①健康保険が利く ・・・⇒ 保険診療
②健康保険が利かない ・・・⇒ 自由診療
そして、この①、②をミックスしたものが ③混合診療。 ここまでは簡単。

(♀)
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しかし日本では、原則③の混合診療は禁止されている!!んです。 でどうなるかというと、
①と②がミックスするとすべて②自由診療(保険が利かない) になっちゃうんです!

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例えば、 100万円かかる保険診療を受けると、通常3割負担なので、窓口で30万円を払い、 70万円は健康保険(つまり国)が払っている。
そこに保険認可されていない(自由診療の)米国がん治療薬10万円を使うと・・・→ 110万円すべてを自分で払わないといけなくなる!!
(30万円+10万円の40万円払えばいいのが③の混合診療で、原則禁止されている!!)

これが日本の医療制度。 知ってました?

つまり、ちょっとでも自由診療を混ぜると、いっさい健康保険は利かなくなるので おいそれとは自由診療は使えないということ。
 
(幼鳥?)
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ちなみに、この原則を破っているものの1つが『先進医療』。そう先進医療は混合診療!なので、前例では、米国がん治療薬が仮に先進医療に認定されていると・・・→ 40万円だけ払えばいい(10万円は全額自己負担+3割負担の30万円)となるんです。(そして、先進医療特約つけてると、10万円は保険で出るので実質30万円を払えばよい)


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今、TPPでもわりと話題になっている『混合診療』。 消費者目線でみると、何で禁止しているのか意味不明?ですよね。 これだと、外国では実績があっても、厚生労働省が保険認可していない治療(特に先端のがんなど)は極力受けられない。だって健康保険が利いていた7割分まで払わなきゃいけなくなるんだから!!!

(ホオアカ)
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→そう。逆説的にそこが禁止の理由。 極力受けられない ならいいんだが、 簡単に受けられるようになると、→効くんだか効かないんだかわかんないものがどんどん使われるようになり医療の質が低下する。また、保険診療に入るべきものも、安易に自由診療のままとなる傾向が出て、お金払う人だけが良い治療を受けられるような格差社会になっちゃう。そして、7割分をどんどん国が払わねばならず、そもそも破綻状態なのに、もう崩壊するぞ、と。

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この理論どうでしょうか??  しごくもっともな役人理論で既得権益の壁って感じもしますが・・・・。

(コヨシキリ。 クリック等倍)
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話を戻すと、先進医療は、消費者に有利な混合診療でありとってもメリット有(厚労省の先進医療認可は必要ですが)。 それでも、100%負担は高額にもなるので保険会社が特約を開発した訳です。特約付加は必須と考えます。 それよりも、全額自由診療になった時への備えのほうがより高額で心配ではあるのですが。

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事程左様に、国の制度(社会保障制度)は大変重要ですが、信頼が置けない側面もある。また、どんどん悪化している傾向がある。 国民皆保険は最高の制度ですが、何時まで続くかわからない?。  出来た当初、被保険者は負担なし(0割負担)だったんです。それが 1割負担、2割負担と増え、現在3割負担。今後は・・・・。 アメリカは健康保険がなくなりました。自己責任でやれと。 スウェーデンは逆で高福祉国家ですよね。 日本の経緯をみると、スウェーデン化ではなく、アメリカ化して行ってます・・・・・。 

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自己責任には、自助努力するしかない ⇒ 民間保険は最大限効率よく活用しましょう! との理論ですw。
健康保険制度の悪化リスクまで念頭に入れて保険検討するなんて大変?ですが。終身(一生涯)の保障など期間が長い(超長期)ところがミソですね。
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by squidyn | 2014-06-18 07:00 | 仕事
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