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仕事ネタ008(平準払い≒貯まる仕組み)

2014/07/16(水)

水曜日の仕事ネタ。 今日は 『平準払い』(へいじゅんばらい) について。

あまり聞き慣れないかもしれませんが、保険料は上がりません、一定です! っていうやつです。 これって、必ず貯まる仕組みなんです!!
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7/10のカワセミ君

生命保険は、年齢が上がると、保険料が上がりますよね。 
寿命があるので年とるごとに死ぬ確率が上がっていくからですね。
ちなみに、国(民族)によって平均寿命は違うので、保険はその国ごとに設定され、原則他国の保険には入れない。ドメスチックな商品なんですね。
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保険は基本、年単位で考えます。 単純な例でいきます。
仮に、30歳の保険料が1000円とすると、31歳が1100円、32歳が1200円、33歳1300円・・・・60歳4000円 って感じになるんですが、
保険期間30年、例えば30歳~60歳の保険 に入ると、30歳から60歳まで保険料が一律同じ額(例えば2500円)になります。
これが平準払いです。入った時の年齢によって違いますが、後は同じ額。 普通これですよね。
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これって、30歳の本当の保険料は1000円なのに、2500円払っています。なので差額の1500円はプールする(貯めておく)ことになるんです。
31歳では1100円なので1400円プール。 40歳だと2000円なので500円プールです。
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7/12のカルガモ(等倍)
気付きましたよね。45歳だと保険料2500円でちゃら、46歳だとホントは保険料2600円なのに、2500円。そう。貯めてた分を取り崩すんです。
50歳だと本当は3000円の保険料なので500円取り崩し。60歳で取り崩し完了して、貯まった分が0円になる。
貯まる分 = 解約返戻金(かいやくへんれいきん)or解約払戻金(かいやくはらいもどしきん) = CV(Cash Value:キャッシュバリュー)は
徐々に増え、山型となってピークを作り、また徐々に減っていって最後0。
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実際には保険料2500円ではなくて(貯まっている分の運用益等見込めるので)、2000円とかになるので、その分、お安く(得に)なりますね。

また、満期になると、貯まりは0円 ⇒ カケステの保険。 そう、期間が決まっている定期保険≒カケステですね。 ですが厳密には、
カケステの保険といっても、1年物でなければ途中では、必ず貯まっていて、ピークをすぎるとだんだん減って行き、最後は0になってるんです。
その保険の期間が、長ければ長いほど、貯まるものも多くなります。 
10年くらいは期間短い方なので、5、6年目にはちょこっと貯まっているのですが、10年目には0に戻っている。・・・・・そう気付きました?
10年更新の保険って、ちょこっと貯まっては取り崩して0 を繰り返すので、とっても損するパターン なんですねぇ~。
同じものを、30年で組むと、もちろん保険料自体も高くはなるのですが、途中では結構貯まっている状態になる。(最後まで持つと0に戻りますが。)
どうしても解約せざるを得ない時が来ると、こんなに貯まってて助かった!となるか、掛け捨てだからほぼ0だよねとなるか。
20年だとどう? 50年だと? 終身だと?? この辺を聞きながら工夫するのも プロの腕のみせどころ(^^)。











by squidyn | 2014-07-16 05:55 | 仕事
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